鳥取県在住のへなちょこ虫屋のブログ。
たまに野鳥も。

初秋の鳥取
9月2〜7日、山形からかににゃんとそのお友達の雪山ちゃんが島根での免許合宿の“““ついでに”””鳥取に来るというので案内をしました。


9月2日

島根でかににゃん達を拾って、すっかり暗くなった出雲大社に向かう。出雲大社で土下座する人ははじめてみました。近くでオオキンカメムシを探して行こうと思ったら、オオキンカメムシが集まっているはずのアブラギリが全て切られてました。おしまい。

続いて近くの河口に移動し、鳴く虫やら浜の虫を探す。

イソコモリグモ
イソコモリグモ Lycosa ishikariana (S.Saito,1934)
少しタランチュラチックでかっこいい海浜性のクモ。夜なので穴の外に出ていた。
かににゃんはこのクモの巣穴を埋めていました。ひどい!人間性が疑われます!

灯下巡りなどしつつ行く予定だったが雨が降ってきたのでまっすぐ鳥取へ。
日付が変わる頃に到着し、標本見ながらビールを飲んで寝た。



9月3日

目覚めると9時すぎ。とりあえず鳥取らしい虫ということで、カワラハンミョウとオオヒョウタンのポイントへ向かう。
曇っているのでカワラハンミョウは微妙かと思っていたが、到着するとかににゃんがすぐさま発見。周辺ではそこそこの個体数が見られて一安心。

カワラハンミョウ
カワラハンミョウ Cicindela laetescripta Motschulsky, 1860
他のハンミョウよりも敏感で、近づくとすぐにかなりのスピードで走ったり飛んだりするが、交尾中は少し鈍くなるので撮影しやすかった。曇っているので色を綺麗に写すことができた。

かににゃんがオオヒョウタンのコップを仕掛けている間、周辺でウスバカマキリを探すが、カマキリのカの文字も見つからず。

セグロイナゴ
セグロイナゴ Eyprepocnemis shirakii Bolivar, 1914 は今年も見られた。裸地よりも少し草丈のある草むらの中を好むようだ。

せっかくなので近くの鳥取砂丘と砂の美術館を観光。その後はいつもの近場の山に行ってみるがさすがにこの時期では何もおらず。かろうじてゴイシシジミがいてくれたが...。
温泉に入って汗を流したあとは、mzkと合流してナイターへ。

シロシタバ
シロシタバ Catocala nivea nivea Butler, 1877
近くの葉に止まっていたのをかににゃんが発見。鳥取では初めて見たのでありがたく採集させていただく...。

ニホンヒキガエル
近くにいたニホンヒキガエル Bufo japonicus japonicus Temminck & Schlegel, 1838。こんなデカいのは初めて見た。

調子が出てきたとこで発電機から不穏な音が.....

発電機とまりました!!wwwwwwwww
おわた。

時間があったので灯下巡りをしたがこれといったものは採れなかった()



9月4日

11時過ぎに起床。
ナイターができないのは困るので、発電機を近くの修理工場に預けると、ボルトのキャップが外れていただけと判明。そういえばこないだの北海道でも機嫌悪くて、ボルトの点検したときに締め忘れてたんだった...。故障じゃないのはまあ良かったけどアホすぎわろた。

そもそも起きた時間も時間だったのですっかり遅くなってしまったが氷ノ山へ向かう。まだイッシキキモンカミキリはいるかもと思ってクワをチェックするがもう発生は終わっているもよう...。いつもの林道に入るが本当に何の虫もいない。途中大きな「ガサガサッ」という音がしたくらいでしたね。


わかりづらいけどすぐ近くには大きな足跡が.........これは......

発電機も直った()ので今宵もナイターへ。

ウスアカヤガ
ウスアカヤガ Diarsia albipennis (Butler, 1889)
うっすら赤みがかった濃淡模様が何とも言えず美しく、好きな蛾のひとつ。

オオフトヒゲクサカゲロウ
オオフトヒゲクサカゲロウ Italochrysa nigrovenosa Kuwayama, 1970
珍品と言われているが今年二度目の飛来。さらにこの後もう1頭が飛来し、そこまで珍品でゎなぃんじゃないか疑惑が浮上...

キカマキリモドキ
キカマキリモドキ
キカマキリモドキ Eumantispa harmandi (Navas, 1909)

まじ天使。


シロシタバは今夜も何頭か飛来。喜んで採集していると、同じサイズでただならぬ風格の蛾が幕の中央にデン!と止まったのをみて大声を上げてしまった。












ムラサキシタバ
ムラサキシタバ Catocala fraxini  jezoensis Matsumura, 1931
あああああこの蛾に何年憧れたことか......
先日の北海道遠征ではかすりもせず、これは北海道で楽して採らずに鳥取で採れっていう蛾の神様からのメッセージなんだよとか言ってたら本当に鳥取で採れてしまった。あーーーー生きてて良かった。というかもう死んでもいい...
幕に止まったのを見た瞬間、気づいたら毒ビンに入っていたので写真はありませんがこればかりはしょうがない。

0時を回って飛来もひと段落したあとは細心の注意を払って運転して帰りました。

9月5日

今日は大山へ。
明け方近くまで酒を飲んで寝不足の状態で叩き起され、モンエナをキメさせられ現地まで運転させられた。非道いやつらだ...
現地に到着後、みんなが採集に行ってしまうなか僕は睡魔に耐えられず車内で爆睡。移動時間を睡眠に充てられるのはすばらしいことなのだなとおもいましたまる。

んで、目が覚めると14:30。mzkはきっちりとダイセンセダカコブヤハズを採集していて更につらくなる。

まー僕は蛾屋なので夜からが本番だからいいもん...



抜群のロケーションのとこで点灯だァーーー(以下略)

・・・・・・

何も来ない(^ω^)・・・

mzkとかににゃんが場所替えようとうるさいので提案するので、近くで目をつけておいた第二ポイントへ転戦。


ロケーション。
再び点灯すると先ほどの場所より格段に飛来が多い。

ハコベヤガ
ハコベヤガ Xestia kollari plumbata (Butler, 1881)
地味に憧れていたモンヤガ。メリハリのある斑紋がすばらしい。

ゴマシオキシタバ
ゴマシオキシタバ Catocala nubila Butler, 1881
前翅に黒帯の出たタイプ。
お初のヨシノキシタバも飛来したがかなりスレていたので正直そこまで嬉しくない...

mzkが歓声を上げながら何かを拾い上げていたので見るとなんとヨコヤマヒゲナガカミキリ.あまりのつらさにしばらくその場に座り込んでしまう...どこまでつらい一日なんや

それでもしばらくすると何としてでもヨコヤマを採ろうという気になってきたので林内に突撃する。

ブナの幹を片っ端から見ていくが、カマドウマやら巨大なヤマナメクジやらが大量にいて萎えまくる。

ムツモンミツギリゾウムシ
ムツモンミツギリゾウムシ Pseudorychodes insignis (Lewis, 1883)
初採集。ミツギリゾウムシの仲間には何故か今まで縁がなく、八重山のしか採ったことがなかった。

ダイセンササキリモドキ
ダイセンササキリモドキ Tettigoniopsis daisenensis Yamasaki 1985.
大山の名を冠した直翅。写真を撮り終えて取り込もうとする間に見失ってしまう...

一応枯葉のついた落枝もチェックしていくと、夜になって活動中のコブヤハズが枯れ葉の上にとまっていた。

ダイセンセダカコブヤハズカミキリ♀
ダイセンセダカコブヤハズカミキリ Parechthistatus gibber daisen Miyake et Tsuji, 1980 ♀
撮影しようとすると落下してしまったので手づかみ写真。
氷ノ山とかでは既に採っているが「大山」ラベルが採れたのでまあ良かった。


ヨコヤマ???そんなもの採れたわけないじゃないすか。


ナイターのとこに戻って、北海道でちゃんかにさんとNEO君がやっていた“ガムシ投げ”なんかして遊んでいると、今夜もムラサキシタバが飛来!!めちゃくちゃパニクって採り逃がしそうになるが何とか確保。

ムラサキシタバ
後翅が少し破れているがそんなのは関係ない。
なるほど今日のつらさはこのためにあったのか...

かににゃんはオオキノコムシを拾っていた(うらやましい)。
この後雨が降ってきたので帰宅しました。



9月6日

かににゃん達は明日の朝帰るので実質最終日。
まずはオオヒョウタンのトラップの回収へ。結果を聞くと無事4頭が入っていたようでなにより。僕はその間車のなかで寝ていました。

んで雨がざんざか降る中今日も大山へ。


いい天気。
昨日は採れてなかったかににゃんは雨の中気合で叩いてダイセンセダカ1♂を落としていた。さすがです(やはり僕は車の中で寝ていた)。

ムラサキシタバ狙いで一応糖蜜もやってみたが、雨で流されてしまって何も来なかった...

雨は強くなる一方なので屋根のあるとこでナイター。


└(┐┘)┌コ点灯だァーーーーーーーーーーーー!!!!!!!(トゥルロロテッテレーwwwwwwテレテッテテwwwwテテーwww)wwwトコズントコトコジョンwwwズズンwwwww(テテロリトテッテロテテーwwww)

東屋でやるなんて人間性がどうのこうの言ってるのが聞こえたような気がしたが、そんなことは知ったことでゎない。

シロオビドクガ
シロオビドクガ Numenes albofascia albofascia (Leech, [1889]) ♀

スギタニゴマケンモン
スギタニゴマケンモン Harrisimemna marmorata Hampson, 1908

シタキドクガ
シタキドクガ Calliteara taiwana aurifera (Scriba, 1919)

ハイイロセダカモクメ
ハイイロセダカモクメ Cucullia maculosa Staudinger, 1888

良さげな蛾はこれくらいで、後半は風も強くなって幕が飛ばされそうになってきたので撤収。
誰かさんの人間性を表すかのような暴風雨のなか帰路についた。

翌朝、かににゃん達を駅まで送り届けて案内終了。(このときやらかしそうになったのはヒミツ♡)

これだけ長い日数鳥取を案内するのは初めてであり、至らないことだらけだったのでもっと(色々なことに関して)精進しようと思います(震え声)。
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ブナ林の宝石
8月8日

氷ノ山響きの森のライトトラップ観察会に誘われたので、どうせなら朝から行って採集しようということでいつもの林道へ。

寝坊して始発のバスに乗れなかったので現地に着いたのは11:00すぎ...

向かう途中、アスファルトでスミナガシが吸水していた。

スミナガシ
スミナガシ本土亜種 Dichorragia nesimachus nesiotes Fruhstorfer, 1903
石垣では何度か採っているが、なぜか本土では縁がなかった。
素晴らしい色合いで日本産の蝶の中でももっとも好きなもののひとつ。

途中にあるクワを見ながら歩いていく。

クワカミキリ
クワカミキリ Apriona japonica Thomson, 1878
氷ノ山では初めて見たので一応持ち帰る...

イッシキキモンカミキリ♀
いた。イッシキキモンカミキリ Glenea centroguttata Fairmaire,1897 ♀だ。
近くのクワで♂も2頭採れた。

点々と生えるリョウブが満開だったので掬ってみるが、ゴミみたいな虫しか入らない。どうにもリョウブの花でいい思いをしたことがない...

いつもの林道には12:00ごろ到着。昼飯を食べて進んでいくと、林道脇に積まれたダケカンバ?の枝に、房のある触角が見えた。




ルリボシカミキリ

ルリボシカミキリ
ルリボシカミキリ Rosalia batesi Harold, 1877
言わずと知れたブナ林の宝石。
東日本の虫屋にとっては何てことのない虫だろうけど、西日本育ちの僕にとっては憧れで、中国山地で採集するのがひとつの目標だっただけに感無量...。これが採れただけでも来た甲斐があった...


その後はブナの幹を見たり、樹洞を覗いたり、立ち枯れを見上げたり。


ヨコヤマヒゲナガカミキリ Dolichoprosopus yokoyamai (Gressitt,1937) のものと思われる脱出口。脱出口が幾つも開いているブナは何本かあったので、その木を含むエリアをくまなく探索するがヨコヤマ先生の姿はなし。

コウモリガ
コウモリガ Endoclita excrescens (Butler, 1877) ♀
ブナの幹に止まっていた...

ミヤマオオハナムグリ
ミヤマオオハナムグリ Protaetia lugubris insperata (Lewis, 1879)
ブナの樹洞を覗こうとしたら中から転がり出てきた。

昨年オオチャイロハナムグリやヒゲジロホソコバネカミキリがいた樹洞は、今回もカマドウマくらいしかいなかった。何かが変わってしまったんだろうか...

コバネカミキリ
コバネカミキリ Psephactus remiger remiger Harold, 1879
ブナの立ち枯れを降りてきたのを遠目に見たときはネキかと思った()
氷ノ山では初採集。


ホオノキにはフチグロヤツボシカミキリ Pareutetrapha eximia (Bates, 1884) の食痕がバッチリついていた。6m長竿があれば全体掬える高さ。来シーズン期待することにしよう。

帰りにクワをもう一度見ていく。



イッシキキモンカミキリ♂
イッシキキモンカミキリ Glenea centroguttata Fairmaire,1897
鮮やかな体色は遠くからでもよく目立つ。夕方だからか葉上に止まることが多かった。
♂は非常に敏感ですぐ飛び立ってしまうのでカメラのズームを最大限にして撮影。



ネキやヨコヤマには出会えなかったものの、憧れだったルリボシカミキリも採集できて良い採集でした。
(ライトトラップのほうは特にこれといった虫は飛来しませんでした...)
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まぼろし
7/24

院試合格後初めての採集。
いつものmzk君といつもの場所でナイターをした。

エゾシロシタバ
エゾシロシタバ Catocala dissimilis Bremer, 1861

ブナ帯のCatocala。10頭近く来た。実は初採集。
アオケンモンやアカシャチホコなんかも採れたがパッとしないので0:00を回ったところで撤収。帰ってmzk君と酒を飲んで寝た。


7/25

6:00に起床し、久しぶりの氷ノ山へ。

午前中はオオアオカミキリの来そうなサワグルミを探したり、パキピドを期待してトチノキの樹洞を覗き込んだりしたが何の成果も得られず。

ヤノコスカシバ
ヤノコスカシバ Synanthedon yanoi Špatenka & Arita, 1992

ノリウツギを掬ったら入った。帰って調べるとなかなかの珍品のようで。


午後はいつもの林道へ。

クロツグミ♂
クロツグミ Turdus cardis Temminck, 1831♂

スギの植林地で囀っていた。渡りの時期以外にはあまり見ないかもしれない。

コテングコウモリ
コテングコウモリ Murina ussuriensis Ognev, 1913

樹洞性のコウモリらしい。かわいかった(小並感)。


林道は去年と比べて乾燥していて、虫が採れそうな気配がしない...。



林道の奥にあるクワが枯れていた。この木まで来てイッシキキモンカミキリを採って引き返すというのが夏の恒例となっていただけにショックがでかい...。去年ソリダを採った立ち枯れも倒れていて、ホソツツリンゴカミキリが沢山いたイケマもなくなっていてオワコンでした。

林道を横切るクマを目撃したりもしたが、結局ロクな虫も採れずに採集終了。つら......

ギガンテア?そんなものはマボロシですよ...
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圧倒的ハイエナ採集記
6月10〜11日、帰省中の島根っ子さんに一緒に採集に行かないかと誘われたので急遽島根へ。

一日目は島根っ子さんが前日に仕掛けていたトラップ回収がメイン。

ナミゲン
ゲンゴロウ Cybister japonicus Sharp, 1873

ナミゲン!!!!
溜池のトラップに5頭ほど入っていて、そのうち2頭を恵んでいただいた。圧倒的感謝...
水族館などで見たことはあっても、生きている野生個体は初めてだったのでとても感動。

日中はクリの花掬いもしたがこれといった成果は得られず。
夜の灯下巡りではナガトガリバ、ウスムラサキヨトウ、カギモンハナオイアツバ、ミスジビロードスズメなどが得られた。

オナガミズアオ
オナガミズアオ Actias gnoma gnoma (Butler, 1877) ♂

最後に寄った灯下ポイントではオナガミズアオが沢山飛来していた。二桁はいたと思う。
完品を選んで3♂を持ち帰ったが、〆た容器に入れっ放しにしてたら油が大量に出てしまった(とてもつらい)。

翌日は小雨のパラつく中、今回の一番の目的であるヤマトオサムシダマシのポイントを案内してもらう。

ヤマトオサムシダマシ
ヤマトオサムシダマシ Blaps japonensis  Marseul, 1879

いつか採りたいゴミダマのひとつだったがこんなに早く出会えるとは...圧倒的感謝あるのみ。このどっちつかずのアンバランスな体型が何とも言えずかっこいいw

お次は砂浜に出てオオヒョウタンを探す。
僕は見つけることができなかったが島根っ子さんが何と交尾ペアを発見。

オオヒョウタンゴミムシ交尾
オオヒョウタンゴミムシ Scarites sulcatus Olivier, 1795

こんな真っ昼間から交尾するんですね。野外での交尾の写真はかなり貴重では??


最後はナベブタムシを狙って川の中流部へ。しかし川底がナベブタムシの好む砂礫質ではなくあえなく敗退。
周りにはアオハダトンボが沢山いたので小一時間ほど撮影。

アオハダトンボ♂




アオハダトンボ Calopteryx japonica Selys, 1869

良い感じに被写体になってくれるので撮っててめちゃ楽しかった。
採集するときに長竿が折れるという事故もあったけど()

案内していただいた島根っ子さんに改めて“““圧倒的感謝”””(本当にありがとうございました)
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残雪の氷ノ山
八重山の記事の途中ですが、4/30に氷ノ山に行ってきたのでそちらを先に。



まだ多くの残雪が残っているものの、連日の晴天でブナの方もかなり芽吹いている。これはコルリももう出てるでしょw とルッキングとスイーピングをしていくが予想に反して苦戦。諦めかけた頃にようやく1♀を採集できた。

ニシコルリクワガタ♀
ニシコルリクワガタ♀

♀は初採集なので1頭でも十分嬉しいですはい...。同行していたmzk君は2♂1♀を採集していて“““差”””を思い知りました()
あとはブナを掬っていたらビロウドアシナガオトシブミが採れたのが嬉しかったですね。

登山道ではヒラヤマコブハナカミキリを期待して樹洞を覗いてみたが痕跡すら見当たらず。

ダイミョウコメツキ
ダイミョウコメツキ

キャンプ場のほうではカエデが咲き始めていたので掬ってみるが、目ぼしい虫はこれくらいしか入らなかった。カミキリは辛うじてヒナルリとトゲヒゲトラが1頭ずつ入ったのみ。まだ時期が早いか...

全体に労力の割に成果の見合わない採集だったのでリベンジが必要ですね...
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帰省
3月2日から島根に帰省しております。年末年始は帰らなかった(帰れなかった)ので半年ぶりの帰省。

2日は島根出身のトンボ屋さんである島根っ子さん(ブログ→http://blogs.yahoo.co.jp/naga_shimanekko)と採集に行きました。



やってきたのはとある河川敷。狙うはマイマイカブリ。



河畔林の根元付近に土が溜まった所を掘り返すと、



マイマイカブリ
マイマイカブリ Damaster blaptoides blaptoides

早速1頭!人生初の掘りでマイマイGETだぜ。

そして最初の1頭を掘り出した下の部分をほじくってみると、

マイマイカブリ集団越冬

穴の奥には無数のマイマイが・・・集団越冬だ!
初のマイマイ掘りで集団越冬を当てることになるとは・・・



1ヶ所から計20頭近くのマイマイが出てきました。欠けてるのはリリースして15頭ほどを確保。こんなに採れるのは予定外だったので入れ物が足りなくなりました(笑)

島根っ子さんも10数頭を採られていて、マイマイはもうお腹いっぱいということでオサ掘りをすることに。島根では未採集のダイセンオサを求めて東に移動します。

良さそうな場所を探して車を走らせ、3ヶ所ほどで鍬を振るいましたがダイセンは出ず。
辛うじて島根っ子さんがヤコンとオオオサ、僕がクロナガオサを1頭ずつ掘り当てました。
(オサ掘りセンスが圧倒的に欠如している僕はこれが初の自力で掘り出したオサとなりました...)

その後は島根っ子さんが昨日ヨツボシゴミを割り出したポイントへ。

ヨツボシゴミムシ
ヨツボシゴミムシ Panagaeus japonicus

島根っ子さんが割り残した部分から無事回収できました。なんと楽な採集w



二人とも鳥も守備範囲なので、最後は鳥見でシメ。

コチョウゲンボウ
コチョウゲンボウ Falco columbarius

畦に3羽止まっていた。めっちゃ久しぶりに見る気がする...

マガンの群れの中にいるというハイイロガンが目当てでしたが、それっぽい個体を見つけるも逆光でよく分からず、順光側に移動する間に見失ってしまう...
どうも朝のマイマイで運を使い果たしたっぽい...(´・ω・`)




島根っ子さん、一日運転&案内していただきありがとうございました。
また帰省のタイミングが合えばご一緒しましょう。
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氷ノ山 2014.8.18
対馬から帰ってきました。かなりの成果を上げることができましたが、まずは鳥取での採集記から書いていこうと思います。

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8/18は、今年8度目となる氷ノ山に行ってました。

テスト→実習→地獄のバイト連勤で全く採集に行けず、負のオーラは最高潮になっているはずなのできっと良い虫が採れるはず...w


着いたらまずは叩き出しでベニシタバが狙えるポイントに。
法面の上に生えるヤナギに集まってるみたいで、シーズン中の遭遇率は今のところ100%(!)

今回も1頭が飛び出すが、ものすごい速さで飛んでいってあえなくロスト・・・
ベニシタバが必ずいる≠必ず採れる なのです(´・ω・`)


その後はスキー場付近で、氷ノ山にいてもおかしくないと聞くゴマシジミを探すも、全く見つからず。(そもそもワレモコウすら生えてない...)

ゴマシジミがいないので草むらでしばし直翅を採集。



ヒョウノセンヒメギス♂ Eobiana sp.

わんさかいるので今までスルーしてたけど、氷ノ山固有種(大山にもいるらしい)ということで確保。

氷ノ山のヒメギスは全部ヒョウノセンヒメギスかと言えばそういう訳でもなく、普通のヒメギスもいるので注意が必要です。




上が普通のヒメギスで、下がヒョウノセンヒメギス。
ヒメギスでは翅端がやや尖るが、ヒョウノセンヒメギスでは翅端は丸いことで区別できます。


ヒョウノセンフキバッタ Parapodisma hyonosensis hyonosensis

こちらも数の多い普通種だけど、氷ノ山周辺にしかいないのでしっかり確保。

これで、ヒョウノセンクチキウマと併せて、名前に「氷ノ山」を冠した直翅をコンプリートすることができた(`・ω・´)b


直翅を採りつつ林道に向かっていると、道端のウツギに何やら派手なカミキリが飛んできて葉裏に止まった。この時期にウツギに来る派手なカミキリ????
絶対に逃せない!と思い、慎重にかつ素早く網を振る。


イッシキキモンカミキリ♀ Glenea centroguttata Fairmaire,1897

まさかのイッシキキモンでした。しかも初めてのメス。
♂よりも一回り大きく重量感があってすばらしい・・・

ウツギに来るという話は聞いたことないなぁと思っていたら、近くに食痕のついたクワがあったので、そこから飛んできたみたい。



アサマイチモンジ Limenitis glorifica Fruhstorfer, 1909

道路で吸水していたのを採集。完品なので二化目かな。
一般にイチモンジチョウよりも少ないとされるが、個人的な遭遇頻度は割と変わらない気がする。。


いつもの林道には11:30に到着。
ここからが今日のメインイベントとも言うべきヨコヤマヒゲナガカミキリとクロホソコバネカミキリの探索です。




とその前にいい感じに咲いているリョウブがあったので掬ってみる。



ムネアカマルカッコウムシ Allochotes dichrous (Lewis, 1891)

ハムシチックな色彩で最初は何の仲間か分からなかった。
割と好きです、カッコウムシ。



エグリトラカミキリ Chlorophorus japonicus (Chevrolat, 1863)

時期的にクロトラかと思ったけど、どう見てもエグリトラですね...。
入ったカミキリはこの1頭だけだった。


今年は花掬いをしてもどうにもめぼしい虫が入らない...。
不作の年なのかなぁ。


リョウブにはさっさと見切りをつけて、立ち枯れと樹洞のチェックに入る。

斜面徘徊を開始してすぐに、滑って石に膝を強打・・・
痛くてしばらく起き上がれなかった...。

その後は若干痛む右膝をいたわりつつ探索を続けるが、何の成果も得られないまま時間だけが過ぎていく・・・



ヨコヤマは今回も辛うじて脱出口をひとつ見つけたのみ。
予想以上の難敵だ...orz

クロホソコバネカミキリを狙って立ち枯れも見ていくと、初めてのエゾシロシタバが止まっているのを発見。
下から慎重に網を近づけてネットインするも、網の隙間から逃げられるという失態を冒し、テンションは最低に・・・

もちろんネキも一向に見つかりません。


そういうわけで折り返し地点のクワまで来てしまう。



見づらいけど、前回よりも食痕が多くなってる。



イッシキキモンカミキリ♂ Glenea centroguttata Fairmaire,1897

食痕の主もしっかりいてくれた。この後さらに2♂を追加できた。
いつも今回こそは生態写真を!と思うんだけど、毎回採集欲のほうが勝ってしまう...w

この後雨が降り出したので退散することに...。予報では晴れって言ってたのに...。


帰り道、林道にできた水溜まりに来ていたヤンマを採集。



ルリボシヤンマ♀ Aeschna juncea (Linnaeus, 1758)

ルリボシヤンマじゃん!
近所の池でヤンマ採りに明け暮れていた子供時代の憧れであった。。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
狙いの虫は空振りで、イッシキキモンとルリボシヤンマを除けばボウズと言っていい成果でした・・・
負のオーラ全開で採集していたはずなんだけどなぁ・・・
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氷ノ山 2014.7.31
前回の採集で大成果を上げたのに気を良くして再び氷ノ山へ。

テスト前日だろうが関係ありませんww


今回は、前回と同じように立ち枯れと樹洞を見回って、ネキ・オオチャイロの追加と、未採集のヒゲブトハナカミキリ(パキピド)、ヨコヤマヒゲナガカミキリの採集を目指す。


到着して歩き始めてすぐに、枯れ葉付きの伐採枝があったので掬ってみる。






ヤハズカミキリ  Uraecha bimaculata bimaculata Thomson,1864

ヤハズ2頭とシラホシ1頭が入りました。
秋になったらコブが採れるのかな...?



ノリウツギもまだ咲き残っているので掬ってみる。
前回貧果だったのであまり期待はもてないが・・・



ハネアカカミキリモドキ Indasclera brunneipennis (Lewis, 1895)

見慣れないカミキリモドキだと思って一応確保しといたけど、割と珍品のよう。



オオトラフハナムグリの一種♀ Paratrichius sp.

♀は初めて見た。

ノリウツギからはこのくらいしか成果はなく、メスアカキマダラコメツキが今回も複数採れたくらい。
やっぱり今回もダメっぽい。


花掬いは諦めて林道に向かおうとすると、


マスダクロホシタマムシ Ovalisia vivata Lewis

えっマスダクロホシ・・・!!
こんな時期に採れるとは思ってなかった。。
クロホシと同じくらいの大きさと思ってたけど、マスダのほうが小さいんだね。



いつもの林道に入って、前回オオチャイロがいた樹洞や、ネキが採れた立ち枯れを見回るが、今回は何もいない...

ヨコヤマを狙ってブナの根元もルッキングしていくが見つからず。




辛うじて結構古そうな脱出口らしきものが見つかったくらい...

思ったより厳しい感じですね...。


そうこうしているうちに、いつもの折り返し地点まで来てしまう。
そこに生えるクワには無数の食痕が。



う〜ん夏らしいね!

食痕の主を狙ってスイープするが何も入らず...。

今回もダメかと思って近くの低いクワを見ると、こちらの気配に気づいて飛び立つカミキリが・・・急いでネットイン。


イッシキキモンカミキリ Glenea centroguttata Fairmaire,1897

今年も採集することができた。
派手なうえにサイズもそこそこある素晴らしいカミキリだ...


クワからは同時にキボシも採れた。氷ノ山の原生林ラベルは貴重だったりしてw

その後最初のクワの梢に2頭のイッシキキモンが飛来するも、いつの間にかネットの底が破れていて採り逃がす...


この頃から雲行きが怪しくなってきて、ついにはゲリラ豪雨が来襲...
予報では雨とか言ってなかったのに...


結構強い雨が降る中、来た道を逃げるように引き返す...
そんな中でも、前回オオチャイロがいた樹洞のチェックは忘れなかった。

行くときには何もいなかったが、いま覗くとオオチャイロがいるではありませんか!!



オオチャイロハナムグリ Osmoderma opicum Lewis, 1887

樹洞の上部にいて手が届かなかったので網の柄で突いて落とした。
やっぱり良い匂いだ〜


オオチャイロを取り込んでいると、近くの地面に何やら動くものが・・・


まじか(゚д゚)!



ヒゲジロホソコバネカミキリ♀ Necydalis odai Hayashi, 1951

まさかのオダイ♀!!
樹洞にも来るって聞いたことがあるけど本当だったのか・・・

ひとつの樹洞でオオチャイロ2頭にオダイまで採れちゃったよ^^

雨も強まる一方だし、これで満足して帰ることに。

ぱきぴど?横山?知りませんね。

僕の氷ノ山の夏はまだ続くことになりそうだ・・・
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最高の夏
7月21日、海の日。

世間のリア充な方々はこぞって海に出かけているのでしょうが、僕はそれに対抗するべく?氷ノ山へw
例年海の日は山で採集してるんだよなぁ...w


前回の採集で、立ち枯れと樹洞の位置は完璧に把握したので、それらを見回ってネキやオオチャイロハナムグリを狙います。
ノリウツギもいい感じに咲いている頃なので、午前中はノリウツギ掬い、午後は林道で立ち枯れと樹洞をチェックすることに。

今回はmzk君も一緒で、レンタカーで拾って行く予定だったが、待ち合わせ場所を間違えたゴタゴタで出発が遅れ、氷ノ山に到着したのは10時過ぎ。

予想通りノリウツギがいい感じに咲いている。
二人で同じ木を掬っていても埓があかないので、二手に分かれて別々に花掬いをすることに。


キオビコヒゲナガ♀ Nemophora bifasciatella Issiki, 1930

今の時期に出現するヒゲナガガ。個体数は多かった。



メスアカキマダラコメツキ♂ Gamepenthes versipellis (Lewis, 1894)

ノリウツギを掬いでよく採れるコメツキだが♂は初採集。
♀の方が派手だけど、♂の渋い色彩もなかなかよい。

カミキリも入ることは入るが、ヨツスジハナ・マルガタハナ・ニンフホソハナ・ミヤマホソハナといった普通種しか入らない・・・
去年はクスベニとかフタコブルリハナが採れてたんだけどなぁ・・・


花掬いには見切りをつけて早々と林道に向かうことに。

途中ではかっこいいハチが採れた。


ヒラタヒメバチ亜科Dolicomitus属の一種 (Twitterで教えて頂きました。)

オナガバチを真っ黒にしたようなかっこいいハチだ。



いつもの林道には12時ごろに到着。

早速斜面を徘徊しながら立ち枯れや樹洞を見ていく。



ヒョウノセンクチキウマ♂ Anoplophilus hyonosenensis Ishikawa,2003

倒木の樹皮を剥いだら落下した。
生涯3個体目、氷ノ山で出会うのは二年振り。



前回オオチャイロのものらしき糞が落ちていたミズナラの樹洞。
人が入れるくらい大きい。



樹洞の下には前回より多数の糞が落ちている。

そして樹洞を覗くと強烈な甘い香りが!!

ライトで照らすと・・・




オオチャイロハナムグリ Osmoderma opicum Lewis, 1887

おったーーーー!!

さらにもう1頭が地面に落下!



思ってた以上に大きく、そのへんのカナブンとかとは比べ物にならない重量感!

そして甘い芳香がたまらないw


この樹洞は去年から目を付けていたけど、去年はオオチャイロの姿はなかっただけに、今年ついに採ることができて感無量・・・


目標のひとつであるオオチャイロを制覇し、次はネキを求めて探索を続ける。



ツヤヒサゴゴミムシダマシ Misolampidius okumurai  Nakane, 1968

氷ノ山では初めて。この仲間は好きなので嬉しい収穫だ。



フタガタハラブトハナアブ♀ Mallota dimorpha (Shiraki, 1930)  ?

産卵のためかブナの樹洞を訪れていた。
割と大型で、マルハナバチっぽくてかっこいい。



オオヒラタエンマムシ Hololepta amurensis Reitter, 1879

林縁を飛翔していた謎の虫をネットインしたら本種だった。
初めて採ったけどすごく良い虫だ・・・



こんな感じで良い感じの役者が揃ってきたし、残るはネキの登場が待たれる...。

と思っていたところ


ミズナラ立ち枯れの目線の高さに止まっている虫が目に入り、心臓が止まりそうになる。













オオホソコバネカミキリ♀ Necydalis solida Bates, 1884

キタ━━━(゚∀゚)━━━━━!!

しかも30mmはある大型の♀だ...!

氷ノ山に通って3年目にしてついに、ついにネキ童貞を卒業できた・・・

思わず「ヤッター」と声が出てしまったww




そしてさらに1本挟んだ隣にあるミズナラ立ち枯れを見上げると・・・




あれってまさか・・・


高い位置なので落としたり飛ばしたりしないよう細心の注意を払いながら慎重に網を近づけ、無事ネットイン!




ヒゲジロホソコバネカミキリ♀ Necydalis odai Hayashi, 1951

そのまさかだった・・・
ネキ初採集の日に2種も採れるとは・・・

あまりに調子が良すぎて「俺はもうじき死ぬんじゃないか」と本気で思った(笑)


mzk君のとこまで戻ると、彼はまだ採れてなかったので案内する。

ヒゲジロが採れた立ち枯れを見上げると、新たに飛来している個体が!

二人で2♂2♀採れたので、1ペアずつ持ち帰ることに。



クロオオハナカミキリ Macroleptura thoracica (Creutzer, 1799)

最後に、立ち枯れの穴から顔を出した本種を採ってシメ。
これも初採集で充分良い虫だけど、ネキを採ったあとだと霞んで見える...w



ヒョウノセンクチキウマ、オオチャイロ、オオホソコバネ、ヒゲジロという奇跡のような成果が得られ、何としても生きて帰るべく、細心の注意を払って運転し帰途に着きました(笑)

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黄昏時の樹液と夜の伐採木巡り
7月18日

いつもの近場のポイントもそろそろマンネリ化してきたので、今回はいつもと時間を変えて夕方〜夜に行ってみることに。

一応の狙いは、かねてより採りたいと思っていたミイロムネビロオオキノコ。
このごろTwitterには続々とこの種の画像が上がっていて、採りに行かずにはいられなくなった(笑)
実は8日にも同地に行っており、しっかりネンドタケの場所は把握済みである(`・ω・´)

樹液や伐採木巡りでの副産物も期待。


現地には16時過ぎに到着。
山頂になかなか良い樹液ポイントがあるので、ひとまずそこまで向かって樹液に集まる虫を狙い、暗くなってから伐採木やネンドタケの巡回を行うプランで、いざ採集開始!


ムナブトヒメスカシバ♀ Entrichella constricta (Butler, 1878)

初見のスカシバガ。山頂の葉上に静止していた。
後脚を前に伸ばして静止する姿が特徴的。




血のように赤い夕日・・・


樹液の出るコナラの前で日が暮れるのを待つ。

暗くなるにつれてCatocalaの仲間が飛来し始める。


オニベニシタバ Catocala dula Bremer, 1861

最も多かったのが本種。
美しい蛾だけどいっぱい採ったら嵩張るwので、特に斑紋の異なる2頭のみ採集。



ヒメシロシタバ Catocala nagioides Wileman, 1924

コシロシタバかと思ったが、初採集のヒメシロだった!
後翅の白色部の広さが区別点だが、全体的な雰囲気も異なり、翅形や胴の太さなどがマメキシタバに似ている印象を受けた。

それにしても、ここにはホストであるカシワなんて生えてないのにどこから来たものやら...


Catocalaはもう一種マメキシタバが飛来しました。


そして黄昏時ということで、密かに期待していた虫も飛来。


スズキベッコウハナアブ Volucella suzukii Matsumura, 1916

かつては珍品のハナアブとして知られていたが、日没前後の時間帯に樹液にやって来るという生態が判明してからは、割とどこにでもいることが明らかになった(´・ω・`)
チャイロスズメバチっぽいカラーリングがかっこいい。




その後、樹液に飛来している生態写真も撮れた。満足満足。


本種が飛来したのは日没前後のほんの30分くらいの間だけだったので、かつて珍品とされていたのも頷ける。

完全に真っ暗になるとCatocalaは飛来しなくなり、代わりにカラスヨトウの仲間が増えてくる。おまいらは別にいらないんだよなぁ...

ということで下山しながら伐採木やネンドタケを見ていくことに。

夜の森からは時折ガサガサという音(タヌキか、あるいはイノシシ...)や、遠くからは雷の音も聞こえてきて、心細いことこの上ない・・・が、全ては虫のために探索開始。

すると、昼間は見つからない虫が面白いように見つかっていく。



ヨツボシゴミムシダマシ Basanus erotyloides  Lewis, 1891


フタオビホソナガクチキ Dircaea erotyloides Lewis, 1895


ハネナシセスジキマワリ Strongylium marseuli  Lewis, 1894


キノコゴミムシ Lioptera erotyloides Bates, 1883


ニセビロウドカミキリ Acalolepta sejuncta sejuncta (Bates, 1873)


ヤハズカミキリ Uraecha bimaculata bimaculata Thomson, 1864


・・・

夜の伐採木巡り楽しすぎワロタwww

これは怖いとか言ってる場合じゃないw


また途中ではこんなものも。


タマゴタケ

初めて見たけど、本当にこんなオモチャみたいな色と形してるんだね。
なお、このキノコが食べれることを知ったのは、帰ってからのことであった(´・ω・`)


最後に灯下を確認。


チャイロサシガメ Reduvius decliviceps Hsiao, 1976

見慣れないサシガメだと思って採集したが、かなりの珍品のよう。




今回の採集品。7月の低地にしてはかなり採れてる方じゃないかな。

ちなみにミイロムネビロオオキノコは採れませんでしたw
やっぱりそう簡単に採れる虫じゃないか...
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