まれに虫を採ります。

Nagiella属

Ullah, M., Yang, Z., Qiao, P., & Zhang, Y. (2017). A new cryptic species of Nagiella Munroe from China revealed by DNA barcodes and morphological evidence (Lepidoptera, Crambidae, Spilomelinae). ZooKeys (679): 65-76.

 

Nagiella属とか初めて聞いたのだけど、どうやらコヨツメノメイガとヨツメノメイガが属するらしい。この2種は日本じゃPleuroptya扱いになってるが、そのPleuroptyaもずいぶん前にPataniaのシノニムとされているし(Kirti and Gill, 2007)、日本だけ取り残されてる感がつよい。論文は中国でヨツメノメイガに近い隠蔽種がいましたよという内容だけど、雄3頭だけで新種記載されてたり、コヨツメノメイガとの区別点が示されてなかったりしてちょっとアレ。こんなんでもZooKeysに載るんですね。

ともあれ、(趣味で)ノメイガの分類をもう少し勉強したいと思うなどしました。

 

| comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ケナシクロオビクロノメイガ

ケナシクロオビクロノメイガ

ケナシクロオビクロノメイガ Herpetogramma phaeopterale

 

これ以上ないくらい地味と言うほかないノメイガ。しかしながら日本ではそこそこの珍品である。

見た目はクロオビクロノメイガ H. licarsisale と瓜二つで、そちらは♂の前翅裏面の前縁に黒い毛が密生している点で辛うじて区別できる。♀は外見ではほぼ区別不可能。

しかし似ているのは見た目と寄主植物(どちらもイネ科植物)くらいで、その他は雄交尾器、塩基配列、更には配偶行動を行う時間にいたるまで2種は明瞭に異なっていた。やっぱ別種なんだなぁ。

 

それにしても展翅がキマると気分がよい。「ケナシクロオビクロノメイガをキレイに展翅した人選手権」で上位入賞する自信しかない。

| comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

Calendar

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>

Entry

Category

Comment

Archives

Feed

Twitter

counter

アクセスカウンター
みんなのブログポータル JUGEM

Search

Recommend Gallery