ノメイガとヒゲナガガ

マエベニノメイガ

 

近場の林道でのナイターに飛来したマエベニノメイガ Paliga minnehaha ♂。

むっっちゃ今更ながら、本種がむっっちゃ綺麗な蛾であることを再認識するなどした。

今年こそは本種を使った実験と分析に本腰を入れたいところである。

 

2019年5月24日、鳥取県鳥取市

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ミナミウコンノメイガ

 

実験室内ではすっかり見慣れてしまったミナミウコンノメイガの幼虫だが、今まで気にも留めてなかったこともあって野外で見るのは初めて。宿の駐車場からやんばるの林道まで至るところのカラムシに葉巻が見られたが、幼虫が出た後のものが多く、ライトにも数頭の♂が飛来した程度で端境期のようだった。累代中の系統が絶えてしまっていたので母蛾が欲しかったのだが...

 

2019年4月22日、沖縄本島

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オオウスグロノメイガ

沖縄滞在中はオオウスグロノメイガ Bradina erilitoides の発生がピークだったようで、ダムの灯下にはおびただしい数の本種が飛来していたし、昼間に林縁を叩けば、飛び出すノメイガの9割くらいが本種だった。鳥取では夏場の短期間だけ一度に発生するが(過去記事参照 http://mothra.izumoga.com/?eid=271)、南西諸島でもその傾向があるのかもしれない。

それにしても、ランタナみたいな派手な花に止まっていると「虫が花に負ける」典型みたいな写真になってしまうのがかなしい。

 

2019年4月、沖縄本島

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ウスバキンノメイガ

2年振りに沖縄本島に行っていました。

 

 

目的の一つが、ウスバキンノメイガ Patania plagiatalis

ホストであるグンバイヒルガオの生える砂浜を歩くと何頭も飛びだしてきた。標準図鑑によると「きわめて少ない」らしいが、誰もそんな場所で探す人がいないだけで、狙えば採れる種ということが分かった。

 

 

幼虫はグンバイヒルガオの葉を餃子のように折りたたんだ中にいる。

 

 

グンバイヒルガオ。葉の形が特徴的なのでドライブしながらでも見つけることが可能。

ぐぐってみると、ヒルガオと名が付くけどヒルガオ属Calystegiaではなくサツマイモ属Ipomoeaなんですね。海流によって分布を拡げるが、本土では冬の低温のため定着できないらしい。

 

しばらく沖縄の写真が続く予定です。

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ホソオビツチイロノメイガ

ホソオビツチイロノメイガ Syllepte pallidinotalis (上♂、下♀)

 

Syllepte属にはツチイロと名が付くのが4種いて区別が難しいが、本種は横線が明瞭であまりギザギザしてないこと、前翅の環状紋と腎状紋の間の黄白色斑が目立つことから慣れれば一目で区別可能。

幼虫はエビヅルや栽培ブドウの葉を巻いて食べる。ブドウの害虫として従来はモンキクロノメイガがよく知られていたが、近年になって島根県のブドウハウスなどで本種が大発生しており、本種もまたブドウの害虫として認知されるようになってきている。

害虫のくせに飼育はかなり難しい部類で、少しでも過密にしようものなら中齢以降で溶けまくって全滅してしまう。わてくしのD論のテーマに深く関わってきそうな種なので今年こそは大量飼育に成功させたいところ。

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オオウスグロノメイガ

オオウスグロノメイガ

 

Bradina属は外見が似通っていて紛らわしいが、本種は他種より一回り大型なので辛うじて区別できる。

標準図鑑によると本州では少ないらしいが、らくだ県では時期さえ外さなければ(7月上旬〜7月下旬の2週間程度)比較的普通に見られる。

どうにもBradinaには食指が伸びなくて昨年はスルーしたが、やっぱり採卵飼育しておけば良かったと今になって思っている。

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ヒメクロミスジノメイガ

 

ヒメクロミスジノメイガ Omiodes miserus

色彩以外はマエウスキノメイガO. indicatusと瓜二つで、時に紛らわしい。

標準図鑑によると幼虫はマメ科のヌスビトハギ・ツルマメ、イネ科のアシボソを食うらしいが、今まで採卵飼育に成功した試しがない。単に相性が悪いだけなのか、図鑑の記述が間違ってるのかは分からないが、今年こそは飼育成功させたいノメイガの一つである。

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ヨツボシノメイガ

ヨツボシノメイガ♂

ヨツボシノメイガ♀

ヨツボシノメイガ Glyphodes quadrimaculalis (上♂、下♀)

 

一見するとただの白黒の蛾だが、翅の白色部分は半透明でうっすらと青紫色の幻光を放ち、極めて美麗。ちなみに平地から山地まで生息する普通種である。

本種も例によって所属が混乱しており、日本ではヒメムツテンノメイガと同じTalangaに入れられてるが、世界的にはGlyphodesとするのが通例のようだ。個人的にも、Talangaとするのは無理があろうかと思われます。

 

幼虫はガガイモとイケマの葉を巻いて食べる(例によって写真を撮っていなかった...)。ガガイモやイケマは毒のある乳液を持っているが、幼虫はその葉脈を切断してから摂食を行うことで毒液から身を守っている(Yoshiyasu, 1991)。日本では害虫でも何でもない「ただの虫」だが、ところ変わればで、中国や韓国ではイケマやコイケマが漢方薬として使われており、本種が害虫となることもあるようだ(Park et al., 2013)。

 

飼育はノメイガの中でもかなり難しい部類で、ガガイモとイケマどちらもよく食べてくれるものの、どんなに注意していても終齢幼虫で溶けまくるので、多数の成虫を得るのは極めて困難。

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今年飼ったノメイガ2018

2018年に飼ったノメイガの一覧(成虫まで持っていけたもののみ)。

 

  1. ホシオビホソノメイガ
  2. クロミャクノメイガ
  3. キイロノメイガ
  4. マエウスモンキノメイガ
  5. キイロフチグロノメイガ
  6. ウスオビキノメイガ
  7. トモンノメイガ
  8. ハッカノメイガ
  9. ヒメトガリノメイガ
  10. シロモンクロノメイガ
  11. アワノメイガ
  12. アズキノメイガ
  13. フキノメイガ
  14. ゴボウ?ノメイガ
  15. モンキシロノメイガ
  16. コウセンポシロノメイガ
  17. コガタシロモンノメイガ
  18. クビシロノメイガ
  19. ミツテンノメイガ
  20. シロオビノメイガ
  21. アヤナミノメイガ
  22. ウスムラサキノメイガ
  23. マタスジノメイガ
  24. ヨスジノメイガ
  25. キンモンノメイガ
  26. シロモンノメイガ
  27. シロヒトモンノメイガ
  28. クロスジノメイガ
  29. ハグルマノメイガ
  30. カクモンノメイガ
  31. シロモンコノメイガ
  32. カクモンミスジノメイガ
  33. クロズノメイガ
  34. クロヘリキノメイガ
  35. タイワンウスキノメイガ
  36. オオキノメイガ
  37. クロスジキンノメイガ
  38. ウスイロキンノメイガ
  39. ヒメウコンノメイガ
  40. ウコンノメイガ
  41. ミナミウコンノメイガ
  42. シロハラノメイガ
  43. コヨツメノメイガ
  44. オオキバラ(?)ノメイガ
  45. ホソミスジノメイガ
  46. ウスキモンノメイガ
  47. オオワタノメイガ
  48. モモノゴマダラノメイガ
  49. タイワンモンキノメイガ
  50. モンシロクロノメイガ
  51. オオツチイロノメイガ
  52. チビスカシノメイガ
  53. ヤエヤマイカリモンノメイガ
  54. ヨツボシノメイガ
  55. ワモンノメイガ
  56. Bradina sp.
  57. ケナシクロオビクロノメイガ
  58. クロオビクロノメイガ
  59. マエキノメイガ
  60. ウスオビクロノメイガ
  61. ヤエヤマクロノメイガ
  62. キモンウスグロノメイガ
  63. ヒロバウスグロノメイガ
  64. モンシロルリノメイガ
  65. クロモンキノメイガ

 

よくもまあ一年でこれだけ飼ったなという感じである。しかしながらシロモンクロのように飼っただけで何もできてない状態が2年続いてるのもいるし、モンスカシとかクロミスジのように何度も採卵を試みたものの食草が当たらずダメだったのも多い。今年も引き続きがんばりたい。

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Nosophora属

GlobIZ(http://www.pyraloidea.org/)で検索していたら、AnalthesNosophoraのシノニムになっているもよう。ただいつ変更になったのか何もわからんになってるので誰か教えてください。

ついでに画像検索してるとヨツメノメイガにそっくりな種がいて二度びっくりするなどした(Nosophora taihokualis, http://twmoth.tesri.gov.tw/peo/MothInfo/A34-20151006-130)。

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