まれに虫を採ります。

最高の夏
7月21日、海の日。

世間のリア充な方々はこぞって海に出かけているのでしょうが、僕はそれに対抗するべく?氷ノ山へw
例年海の日は山で採集してるんだよなぁ...w


前回の採集で、立ち枯れと樹洞の位置は完璧に把握したので、それらを見回ってネキやオオチャイロハナムグリを狙います。
ノリウツギもいい感じに咲いている頃なので、午前中はノリウツギ掬い、午後は林道で立ち枯れと樹洞をチェックすることに。

今回はmzk君も一緒で、レンタカーで拾って行く予定だったが、待ち合わせ場所を間違えたゴタゴタで出発が遅れ、氷ノ山に到着したのは10時過ぎ。

予想通りノリウツギがいい感じに咲いている。
二人で同じ木を掬っていても埓があかないので、二手に分かれて別々に花掬いをすることに。


キオビコヒゲナガ♀ Nemophora bifasciatella Issiki, 1930

今の時期に出現するヒゲナガガ。個体数は多かった。



メスアカキマダラコメツキ♂ Gamepenthes versipellis (Lewis, 1894)

ノリウツギを掬いでよく採れるコメツキだが♂は初採集。
♀の方が派手だけど、♂の渋い色彩もなかなかよい。

カミキリも入ることは入るが、ヨツスジハナ・マルガタハナ・ニンフホソハナ・ミヤマホソハナといった普通種しか入らない・・・
去年はクスベニとかフタコブルリハナが採れてたんだけどなぁ・・・


花掬いには見切りをつけて早々と林道に向かうことに。

途中ではかっこいいハチが採れた。


ヒラタヒメバチ亜科Dolicomitus属の一種 (Twitterで教えて頂きました。)

オナガバチを真っ黒にしたようなかっこいいハチだ。



いつもの林道には12時ごろに到着。

早速斜面を徘徊しながら立ち枯れや樹洞を見ていく。



ヒョウノセンクチキウマ♂ Anoplophilus hyonosenensis Ishikawa,2003

倒木の樹皮を剥いだら落下した。
生涯3個体目、氷ノ山で出会うのは二年振り。



前回オオチャイロのものらしき糞が落ちていたミズナラの樹洞。
人が入れるくらい大きい。



樹洞の下には前回より多数の糞が落ちている。

そして樹洞を覗くと強烈な甘い香りが!!

ライトで照らすと・・・




オオチャイロハナムグリ Osmoderma opicum Lewis, 1887

おったーーーー!!

さらにもう1頭が地面に落下!



思ってた以上に大きく、そのへんのカナブンとかとは比べ物にならない重量感!

そして甘い芳香がたまらないw


この樹洞は去年から目を付けていたけど、去年はオオチャイロの姿はなかっただけに、今年ついに採ることができて感無量・・・


目標のひとつであるオオチャイロを制覇し、次はネキを求めて探索を続ける。



ツヤヒサゴゴミムシダマシ Misolampidius okumurai  Nakane, 1968

氷ノ山では初めて。この仲間は好きなので嬉しい収穫だ。



フタガタハラブトハナアブ♀ Mallota dimorpha (Shiraki, 1930)  ?

産卵のためかブナの樹洞を訪れていた。
割と大型で、マルハナバチっぽくてかっこいい。



オオヒラタエンマムシ Hololepta amurensis Reitter, 1879

林縁を飛翔していた謎の虫をネットインしたら本種だった。
初めて採ったけどすごく良い虫だ・・・



こんな感じで良い感じの役者が揃ってきたし、残るはネキの登場が待たれる...。

と思っていたところ


ミズナラ立ち枯れの目線の高さに止まっている虫が目に入り、心臓が止まりそうになる。













オオホソコバネカミキリ♀ Necydalis solida Bates, 1884

キタ━━━(゚∀゚)━━━━━!!

しかも30mmはある大型の♀だ...!

氷ノ山に通って3年目にしてついに、ついにネキ童貞を卒業できた・・・

思わず「ヤッター」と声が出てしまったww




そしてさらに1本挟んだ隣にあるミズナラ立ち枯れを見上げると・・・




あれってまさか・・・


高い位置なので落としたり飛ばしたりしないよう細心の注意を払いながら慎重に網を近づけ、無事ネットイン!




ヒゲジロホソコバネカミキリ♀ Necydalis odai Hayashi, 1951

そのまさかだった・・・
ネキ初採集の日に2種も採れるとは・・・

あまりに調子が良すぎて「俺はもうじき死ぬんじゃないか」と本気で思った(笑)


mzk君のとこまで戻ると、彼はまだ採れてなかったので案内する。

ヒゲジロが採れた立ち枯れを見上げると、新たに飛来している個体が!

二人で2♂2♀採れたので、1ペアずつ持ち帰ることに。



クロオオハナカミキリ Macroleptura thoracica (Creutzer, 1799)

最後に、立ち枯れの穴から顔を出した本種を採ってシメ。
これも初採集で充分良い虫だけど、ネキを採ったあとだと霞んで見える...w



ヒョウノセンクチキウマ、オオチャイロ、オオホソコバネ、ヒゲジロという奇跡のような成果が得られ、何としても生きて帰るべく、細心の注意を払って運転し帰途に着きました(笑)

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