ノメイガとヒゲナガガ

石垣島遠征記2014春(2日目)
3月25日

9時すぎに起床。
今日から気合入れて採集するぜ!
と言っても特に行く場所のアテもないため、「山に登れば何かいるっしょw」という俺氏お得意の短絡的な考えで、とりあえず石垣島最高峰の於茂登岳に登ってみることに。




登山口近く。巨大なシダ植物がいかにも南国らしい。

周辺ではチョウがけっこう飛んでいて、キミスジを見つけて喜ぶも、恐ろしく敏感でソッコーで逃げられて二度と戻ってくることはなかった...
同じ感じでヤエヤマナガハナアブにも逃げられる。これも欲しかったやつなのに!
我ながらイモすぎる...

コノハチョウがそんな僕を高みの見物していました...


コノハチョウ Kallima inachus

沖縄県指定の天然記念物。
最初に見たときは感動したけど、個体数はけっこう多いみたいでこの後はちょくちょく姿を見た。

気を取り直して於茂登岳に登り始めるが、登山道はカラッカラに乾燥していて全く虫の姿がない・・・



地面には乾裂痕まで走っている・・・
どうでもいいけど、乾裂痕って言葉、なんかかっこいいよねw

虫の姿が少ないにも関わらずトカゲの仲間は多く見られた。


サキシマカナヘビ Takydoromus dorsalis

飼育目的で採ろうと思ったけどこれまたソッコーで逃げられた。
この1頭しか見なかった。


サキシマキノボリトカゲ Japalura polygonata ishigakiensis

ミニチュア版のイグアナといった風貌。
こちらはたくさんいました。



中腹にあった巨木。存在感がすごい・・・

このあたりで長竿をもった地元虫屋さんに出会う。ムネモンウスアオカミキリを狙われているとのこと。
しばし虫情報を教えていただき、せっかくなので灯下採集のポイントについてもお聞きしたが、やっぱり良いポイントはないらしい...灯下巡りよりも百均の電池式のライトででもナイターをやった方が良いとのこと。今夜は簡易ナイターを試してみますか〜

さらに登っていくと、もう一人の虫屋さんが降りてくる・・・あれ、なんか見覚えあるなと思ったら、Twitterで知り合ったF川君だった(笑)
同じ時期に石垣に来ると聞いていたのでどこかで会うかもと思ってたけど、こんなに早く会うとはw

F川君と別れて、山頂へ向かう。



虫屋の採集記でもおなじみの看板(笑)




山頂からの眺め。若干雲はあるが青い海を見渡すことができた。

ここまでで何の成果も得られないまま、下山開始。
登るときに出会った虫屋さんはまだ粘っておられた。なんとムネウスを1頭採られていたので見せてもらったけど、めちゃくちゃ綺麗でした(コナミ感)
もちろん僕の5mの長竿では到底採れる気がしなかったのでムネウスを狙おうとは微塵も思わずに下山続行。



降りていくと、サキシマヒラタ♂の新鮮な死体を発見。


サキシマヒラタクワガタ Dorcus titanus sakishimanus

実はヒラタ系の♂を採るのは初めてだったりする。割と大型の個体でかっこいい。


アサギマダラの交尾も見られた。


アサギマダラ Parantica sita

かなり気に入ってる一枚。


下山後はまだ時間が余っていたので麓の林道をうろうろしてスイーピングなぞしてみる。
登山道よりは虫が多い感じだけど・・・


ムツトゲサシガメ Epidaus sexspinus

なかなかかっこよい。
後日あちこちで見かけたので普通種のよう。



ネグロホウジャク Macroglossum passalus

訪花しているのを採集。南西諸島にしかいないホウジャクなので嬉しい。

目ぼしい虫はこのくらいで、やはり大したものは採れない・・・
それでも闇雲に山に分け入るよりは林道を歩いた方が、普通種の数は稼げて良いかもしれない。

少し休んでから、百均とホームセンターで簡易ナイターの用具を買い揃え、於茂登岳付近に設置!


こんな感じ。

材料費は二千円ほど。
見た目は割とちゃんとしてるけど百均のライトなので光量は当然ショボイです。

設置してただ待ってるのも面白くないので近くの自販機を見に行ってみる。


シロスジヒトリモドキ Asota heliconia riukiuana


クロエリクチバ Pantydia metaspila


ナナホシキンカメムシ Calliphata nobilis

そこそこ良い虫来てるじゃないですかー!
やっと南国らしい虫が見られた感じ。

簡易ナイターを見に戻ってみるが・・・シーツは真っ白のままであった・・・


タイワンツヤコメツキモドキ Caenolanguria insularis

これはこれでかっこいいが・・・
ほかには少数のノメイガとカワゲラが来ていたのみ。

敗因としては、仝量が足りなすぎる、∪瀉屬靴浸間が遅い(21時ごろだった)、の2点が考えられる。明日はライトの数を増やして日没後早い時間から設置して、それでダメなら簡易ナイターは諦めることにしよう。



アマミナナフシ Entoria okinawaensis

近くの葉上で発見。
ナナフシは夜になると擬態の姿勢を解くので見つけやすくなる。

先ほど集まりの良かった自販機をもう一度見に行ってみると、


オキナワルリチラシ八重山亜種 Eterusia aedea okinawana

キタ━(゚∀゚)━!!
かなりボロだけど、狙っていたので嬉しい!


街に戻って眠りに就いた。

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Comment
蝶屋のオジジですが、昼蛾から夜蛾?にはまりかけています。何時も楽しみに拝見しております、早く石垣の続編をお願いします、私も昨年はランタン2個を使用して、帝釈峡でナマリキシタバをゲットしました。石垣の簡易ライトトラップの成果が気になるのです。
Posted by: 能美  松江市 |at: 2014/12/06 10:57 AM
能美様
いつも見て下さってありがとうございます。先ほど更新しました。
簡易ナイターは記事の通り惨敗でしたのでこの後は行っておりません...。ナマリキシタバとは羨ましい限りです。
Posted by: モス屋 |at: 2014/12/06 11:50 AM








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