2015年振り返り
2015.12.28 Monday | category:雑記
2015年も残りわずか。
今年は虫屋歴10年めという節目の年だったわけですが、単位も全て取って残すは卒論だけという学部四年の特権を存分に行使して、遠征に行きまくった一年だった。八重山には4回行ったし、初めての北海道や屋久島も訪れた。遠征先では狙った虫はほとんど落とせていたし、Twitterのフォロワーさんと多く知り合えたのが楽しかった。鳥取でも長年憧れだったムラサキシタバやクロウスタビガ、ルリボシカミキリなどが採れて、虫的には過去最高に充実していた一年だったと思います。
というわけで、今年一年を写真で振り返っていきたいと思います。バンバン貼っていきますがご容赦を。

フチグロトゲエダシャク(2月 鳥取県)

はじめてのライトトラップ(3月 島根県)
蛾をやってるくせにナイター設備を持ってなかったがついに一式を購入。遠征先でも鳥取でも大活躍だった。今年の成果の半分はこれのおかげと言っても過言でゎなぃ。

ハイイロガン(3月 島根県)

出水平野(3月 鹿児島県)
鹿児島で生態学会に参加。学会を経験するのは初めてだったのでとても刺激になった。
せっかく鹿児島まで来たんだからということで期間中の一日は鳥屋さんの一行に寄生させてもらって出水で鳥見をした。

出水のヘラサギ(3月 鹿児島県)

イナズマヒゲナガ(3月 西表島)
3月後半は八重山へ。にわかヒゲナガガ屋としてはどうしても欲しかったイナズマヒゲナガも1頭だけだが何とか採集できた。
滞在中7人ものフォロワーさんと遭遇し、ツイッターオフin八重山って感じでとても楽しかった。
飛行機に乗り遅れたのも含めて印象に残る遠征となりました()

オオヒゲブトハナムグリ(3月 石垣島)

ヤエヤマホソバネカミキリ(4月 石垣島)

ムネモンウスアオカミキリ(4月 石垣島)

ハグルマヨトウ(4月 石垣島)

ウマノオバチ(5月 鳥取県)

エゾヨツメ(5月 鳥取県)

ウスバシロチョウ(5月 兵庫県)
石垣で会ったかににゃん繋がりで写真家の永幡嘉之さんと知り合い、5月にウスバシロチョウ調査で鳥取に来られたときにご一緒させてもらった。写真はそのときのもの。

シロマダラ(5月 兵庫県)

ブナの幹で羽化していたオオミズアオ(5月 兵庫県)

ニシキキンカメムシ(5月 岡山県)
5月中旬、連休ができたので急遽岡山までプチ遠征。結果は成功で、狙いのニシキキンカメムシのほか、エチゴハガタヨトウなど石灰岩地帯に特有の蛾も採集できた。

梅雨の亜熱帯林(5月 西表島)
5月下旬は赤いRosaliaを求めて梅雨の西表島へ。
狙っていたものは全て採集できたうえにオキナワスカシバとかいうド珍品まで採れちゃったが、その代償は大きかった(最終日に車ぶつけて修理代45kが飛んでいった)

キシタアシブトクチバ(5月 西表島)


ベニボシカミキリ(5月 西表島)

リュウキュウアカショウビン(5月 西表島)

ルリゴキブリ(6月 西表島)

オキナワスカシバ (6月 西表島)

ヤマトオサムシダマシ(6月 島根県)

オオヒョウタンゴミムシの交尾(6月 島根県)

イヌワシ(7月 兵庫県)

ウスイロヒョウモンモドキ(7月 鳥取県)
永幡さんからウスイロヒョウモンモドキの調査に同行しないかと誘われたので、院試の合間を縫って調査や保全活動を手伝わせてもらった。現存する産地はどこも危機的状況で、鳥取唯一の産地も、食草や吸蜜植物は生えているのに成虫は写真の1頭のみという状況だった。日本産のチョウ初の絶滅種とならないことを祈るばかりである...

ヒメハルゼミの羽化(7月 鳥取県)

ノブオオオアオコメツキ(7月 与那国島)
7月は春の石垣で知り合った囃氏と最西端の島へ。台風の直撃により最初の二日間は石垣に缶詰になったりしたが、狙いのノブオオオアオコメツキも採れたし、ヤシガニを食べたりもして楽しい遠征だった。


ヤシガニのフルコース(7月 与那国島)

ミドリスズメ(7月 与那国島)

コゲチャトゲフチオオウスバカミキリ(7月 石垣島)

スミナガシ(8月 鳥取県)

ルリボシカミキリ(8月 鳥取県)
虫採りを始めた頃からの憧れだったルリボシカミキリもついに採集することができた。
しかも個体数の多い東日本ではなく、鳥取で採れたので喜びもひとしおだった。

ヤンコウスキーキリガ(8月 北海道)
8月後半は満を辞して試される大地へ。前半はみずきと札幌近郊を、後半はプーヤン君に網走周辺を案内してもらった。
採集記はそのうち書きます()

イブキスズメ(8月 北海道)

キタミモンヤガ(8月 北海道)

モス屋式ナイター二台体制(8月 北海道)

シマエナガ(8月 北海道)

カラフトキリギリス(8月 北海道)

コゴマヨトウ(8月 北海道)

オオルリオサムシ(8月 北海道)

カワラハンミョウ(9月 鳥取県)

かににゃん(9月 鳥取県)

ムラサキシタバ(9月 鳥取県)
蛾を始めた頃からの憧れだったCatocalaの帝王にもついに出会えた。
嬉しいを通り越して、採った後は虚しささえ覚えた...

屋久島の森(9月 屋久島)
初めての屋久島も訪れた。4日間だけの滞在でヤクコブは落とせなかったが、ヤクシマクロギリスとヤクルリセンチが採れたので最低目標はクリアといったところ。

ヤクシマクロギリス(9月 屋久島)

ヤクルリセンチコガネ(9月 屋久島)

クロウスタビガ(10月 鳥取県)

ヤエヤママルバネクワガタとチャイロマルバネクワガタ(10月 西表島)
10月下旬は今年最後の遠征のつもりで西表島へ。滞在中全日程が雨とかいうクソにも程がある予報だったが、日頃の行いがよかったのか後半は天気回復して、狙いの虫は全て採れたので有終の美って感じだった。

ヤエヤマクロギリス(10月 西表島)

トラガモドキ(10月 石垣島)

トイレットペーパーオールナイターの夜明け(10月 石垣島)
貼りだすとあれもこれも貼りたくなってキリがないのでこのへんで。
2015年こんな感じでした。虫屋歴10年目に相応しい成果を上げれた一年だったと思います。
それでは良いお年を...
今年は虫屋歴10年めという節目の年だったわけですが、単位も全て取って残すは卒論だけという学部四年の特権を存分に行使して、遠征に行きまくった一年だった。八重山には4回行ったし、初めての北海道や屋久島も訪れた。遠征先では狙った虫はほとんど落とせていたし、Twitterのフォロワーさんと多く知り合えたのが楽しかった。鳥取でも長年憧れだったムラサキシタバやクロウスタビガ、ルリボシカミキリなどが採れて、虫的には過去最高に充実していた一年だったと思います。
というわけで、今年一年を写真で振り返っていきたいと思います。バンバン貼っていきますがご容赦を。

フチグロトゲエダシャク(2月 鳥取県)

はじめてのライトトラップ(3月 島根県)
蛾をやってるくせにナイター設備を持ってなかったがついに一式を購入。遠征先でも鳥取でも大活躍だった。今年の成果の半分はこれのおかげと言っても過言でゎなぃ。

ハイイロガン(3月 島根県)

出水平野(3月 鹿児島県)
鹿児島で生態学会に参加。学会を経験するのは初めてだったのでとても刺激になった。
せっかく鹿児島まで来たんだからということで期間中の一日は鳥屋さんの一行に寄生させてもらって出水で鳥見をした。

出水のヘラサギ(3月 鹿児島県)

イナズマヒゲナガ(3月 西表島)
3月後半は八重山へ。にわかヒゲナガガ屋としてはどうしても欲しかったイナズマヒゲナガも1頭だけだが何とか採集できた。
滞在中7人ものフォロワーさんと遭遇し、ツイッターオフin八重山って感じでとても楽しかった。
飛行機に乗り遅れたのも含めて印象に残る遠征となりました()

オオヒゲブトハナムグリ(3月 石垣島)

ヤエヤマホソバネカミキリ(4月 石垣島)

ムネモンウスアオカミキリ(4月 石垣島)

ハグルマヨトウ(4月 石垣島)

ウマノオバチ(5月 鳥取県)

エゾヨツメ(5月 鳥取県)

ウスバシロチョウ(5月 兵庫県)
石垣で会ったかににゃん繋がりで写真家の永幡嘉之さんと知り合い、5月にウスバシロチョウ調査で鳥取に来られたときにご一緒させてもらった。写真はそのときのもの。

シロマダラ(5月 兵庫県)

ブナの幹で羽化していたオオミズアオ(5月 兵庫県)

ニシキキンカメムシ(5月 岡山県)
5月中旬、連休ができたので急遽岡山までプチ遠征。結果は成功で、狙いのニシキキンカメムシのほか、エチゴハガタヨトウなど石灰岩地帯に特有の蛾も採集できた。

梅雨の亜熱帯林(5月 西表島)
5月下旬は赤いRosaliaを求めて梅雨の西表島へ。
狙っていたものは全て採集できたうえにオキナワスカシバとかいうド珍品まで採れちゃったが、その代償は大きかった(最終日に車ぶつけて修理代45kが飛んでいった)

キシタアシブトクチバ(5月 西表島)


ベニボシカミキリ(5月 西表島)

リュウキュウアカショウビン(5月 西表島)

ルリゴキブリ(6月 西表島)

オキナワスカシバ (6月 西表島)

ヤマトオサムシダマシ(6月 島根県)

オオヒョウタンゴミムシの交尾(6月 島根県)

イヌワシ(7月 兵庫県)

ウスイロヒョウモンモドキ(7月 鳥取県)
永幡さんからウスイロヒョウモンモドキの調査に同行しないかと誘われたので、院試の合間を縫って調査や保全活動を手伝わせてもらった。現存する産地はどこも危機的状況で、鳥取唯一の産地も、食草や吸蜜植物は生えているのに成虫は写真の1頭のみという状況だった。日本産のチョウ初の絶滅種とならないことを祈るばかりである...

ヒメハルゼミの羽化(7月 鳥取県)

ノブオオオアオコメツキ(7月 与那国島)
7月は春の石垣で知り合った囃氏と最西端の島へ。台風の直撃により最初の二日間は石垣に缶詰になったりしたが、狙いのノブオオオアオコメツキも採れたし、ヤシガニを食べたりもして楽しい遠征だった。


ヤシガニのフルコース(7月 与那国島)

ミドリスズメ(7月 与那国島)

コゲチャトゲフチオオウスバカミキリ(7月 石垣島)

スミナガシ(8月 鳥取県)

ルリボシカミキリ(8月 鳥取県)
虫採りを始めた頃からの憧れだったルリボシカミキリもついに採集することができた。
しかも個体数の多い東日本ではなく、鳥取で採れたので喜びもひとしおだった。

ヤンコウスキーキリガ(8月 北海道)
8月後半は満を辞して試される大地へ。前半はみずきと札幌近郊を、後半はプーヤン君に網走周辺を案内してもらった。
採集記はそのうち書きます()

イブキスズメ(8月 北海道)

キタミモンヤガ(8月 北海道)

モス屋式ナイター二台体制(8月 北海道)

シマエナガ(8月 北海道)

カラフトキリギリス(8月 北海道)

コゴマヨトウ(8月 北海道)

オオルリオサムシ(8月 北海道)

カワラハンミョウ(9月 鳥取県)

かににゃん(9月 鳥取県)

ムラサキシタバ(9月 鳥取県)
蛾を始めた頃からの憧れだったCatocalaの帝王にもついに出会えた。
嬉しいを通り越して、採った後は虚しささえ覚えた...

屋久島の森(9月 屋久島)
初めての屋久島も訪れた。4日間だけの滞在でヤクコブは落とせなかったが、ヤクシマクロギリスとヤクルリセンチが採れたので最低目標はクリアといったところ。

ヤクシマクロギリス(9月 屋久島)

ヤクルリセンチコガネ(9月 屋久島)

クロウスタビガ(10月 鳥取県)

ヤエヤママルバネクワガタとチャイロマルバネクワガタ(10月 西表島)
10月下旬は今年最後の遠征のつもりで西表島へ。滞在中全日程が雨とかいうクソにも程がある予報だったが、日頃の行いがよかったのか後半は天気回復して、狙いの虫は全て採れたので有終の美って感じだった。

ヤエヤマクロギリス(10月 西表島)

トラガモドキ(10月 石垣島)

トイレットペーパーオールナイターの夜明け(10月 石垣島)
貼りだすとあれもこれも貼りたくなってキリがないのでこのへんで。
2015年こんな感じでした。虫屋歴10年目に相応しい成果を上げれた一年だったと思います。
それでは良いお年を...
Entry Navi:
<< 2016年鳥見初め
西表島遠征記2015初夏 後編 >>