鳥取県在住のへなちょこ虫屋のブログ。

八重山遠征記2015春 後編
4月1日

目覚めるといくぶん体調が回復していたのですぐにオオヒゲブト山に向かう。

何といってもあと二日しかチャンスはない。二日前にマツダクスベニに逃げられたポイントに陣取り、ウォークマンを聴きながら待つことウン時間。

・・・

オオヒゲブトすら採れねえ( ^ω^)・・・


体調が万全でないのに無駄に体力を消費しただけで午前中が終了した(とてもつらい)


んで、午後はムネウス林道へ向かうが、さすがにしんどかったのでmzkに先に行かせてしばし車で仮眠。
それでもあと二日しかないという焦りからか一時間ほどで目覚めたので、周辺にバナナを仕掛けてからムネウス山に登ることに。

登山口近くの葉上に何やら甲虫が。
大きさと形と色合いからしてヤエヤマミツギリゾウかと思ったが近づいて見ると、



┗(^o^;)┓あれ?ミツギリゾウでゎなぃぞ...??


ヤエヤマホソバネカミキリ
ヤエヤマホソバネカミキリ

とらにうすだァーーー┗(^o^)┛WwwwWW┏(^o^)┓ドコドコドコドコwwwwwwwwwwwwww
すぐにでも取り込みたいとこだが生態写真を撮るまたとないチャンスなので数枚パシャっとやってから採集。

登山口ではせぐちさんに会ったので存分に見せびらかしてあげました(^ω^)


さて、日も傾いてきたので登山開始です。

ヤンバルアワブキを滅茶苦茶掬いながら登っていくこと一時間半。


ムネモンウスアオカミキリ
ムネモンウスアオカミキリ

やっっっっっと採れた......
去年の二の舞にならないよう細心の注意を払いつつ手づかみして撮影。ワライ

降りたころには暗くなっていたので、ナイターに向かう前に仕掛けたバナトラを見ていくことに。

キマエコノハ
キマエコノハ
うむ,期待どおり。


すっかり遅くなってしまったがオオヒゲブト山で点灯だァーー(ry

ここに来て調子出てきた感があるし、このままナイターも期待したいところ・・・


はい、なにも来ません( ^ω^)・・・

ちなみにポツポツ写ってるのは全部カメムシ()


イブシギンウワバ
めぼしいのはイブシギンウワバくらい。

日付が変わったあたりで切り上げ、マ○クスバリュの駐車場でオリオンビールを飲んで寝た。


4月2日

明日の朝の便で帰るので実質最終日。

最終日マジックに期待しつつ朝からオオヒゲブト山で待機。

今日もオオヒゲブトすら採れず時間だけが過ぎ去っていく。


が、最後の最後でクスベニが飛んできたではないか!

最終日マジック(゚∀゚)キタコレ!!と思ったのもつかの間、飛んでいた高さは地上4mほどで、持っていた6mの長竿では長すぎてどうすることもできず、クスベニさんは飛んでいってしまったのでありました(おしまい)


もちろんその後は二度と現れるはずもなく、死にたい以外の感情を失った。
チャンスをモノにする腕は持ち合わせていなかったというわけか(ワラ)(とてもつらい)



車に戻ると、フォロワーの蝶々囃氏と遭遇。最終日だしとんかつ力にでも行こうかと思っていたが、立ち話がはずんでいつの間にか閉店時間を過ぎてしまっていた(ワラ

囃氏と別れ、トラップの回収にムネウス林道へ。

イシガキアカマダラセンチコガネ
ダメ元で仕掛けてたFITにはアカマダラセンチが入っていた(^ω^)
ビギナーズラックってやつですかね(^ω^)



トラップ回収を済ませたあとはビーチのシャワーを浴びて、岩で晩飯。
石垣に来てからはマ○クスバリュの惣菜しか食べてなかったのではちゃめちゃ美味く感じた。

すっかり遅くなってしまったが、ムネウス林道で最後のナイター。


オキナワルリチラシ八重山亜種
オキナワルリチラシ八重山亜種
ド完品でうれしい。去年採ったのはボロボロだったからね...
ハグルマヨトウも飛来したがmzkに採られてしまった。

オオハナサキガエル
近くの路上にいたオオハナサキガエル。
大きな眼がとてもかわいい。


ナイターしながら¥カシュッ/
これやりたかったんだよねw

かににゃんに貰った波照間の泡盛も飲んだら完全に酔っ払って寝てしまった(ワラ)



4月3日

7時起床。ちゃちゃっとナイターを片付け、荷物を送りに郵便局へ。


ここまでは良かったんだけど、発送に予想外に時間がかかり、この時点で9:30。

飛行機は10:40なので若干の焦りを感じつつレンタカー屋の車で空港に向かうが案の定















飛行機乗り遅れました(ワラ)




いやワラじゃない。


いや、正確には搭乗前には着いてたんですよ。でも搭乗20分前よりちょっとでも遅れると受け付けてくれないとか聞いてねえよ〜しかも払い戻しも効かないし。やっぱpeachクソだわ。



peachは一日一便しか出てなくて次の便は明日を待たねばならないし、かと言って他の航空会社はどこも当日購入だととんでもない出費になるので途方にくれた。

しばし考えた結果、このさい滞在伸ばして7日の便で帰ることにw

既に発送してしまったので採集用具も手持ちが無かったがこれはmzkに借りることにして、移動手段は昨日会ったばかりの囃氏に頼みこんで同行させてもらえることに(圧倒的感謝)。手はずは整った。

ピンチをチャンスに変えるんや!!


でもオオヒゲブトやら三珍ばかり狙うのもつらくなってきたので、八重山の虫でまだ採ってないのを一つずつ落としていくことに。

というわけでゲンゴロウを狙って池を巡ったりアシブトメミズを探しに浜に降りたりした。

アシブトメミズムシ
アシブトメミズムシ
今まで何度も探してるのにもかかわらず空振りを続けていたがやっっっと採れた。どうも湾になってて波当たりが弱いとこに漂着物が堆積してるのが条件っぽい。
幼虫も含めてたくさん採れたので持ち帰って飼うことにした(しかしアシブトメミズが入ってるのを忘れてタッパーごと冷凍してしまった...)


体調は相変わらずでどんどん声が出なくなってたので、今夜は宿を取ることに。




晩飯は町に出て島料理を食べる。囃氏に運転してもらうのをいいことにビールも飲んだ(^ω^)
店のトイレに入ったらできあがったおっさんがいて、腕掴まれて連れて行かれそうになった。貞操の危機を感じたけど無事でした(ワラ)

このあとmzkと囃氏はゲンゴロウのトラップ回収に行ってしまったが、僕は体調悪いし酔ってたので宿で寝ました(ワラ


4月4日

8時起床(相変わらず声は出ない)

mzkは今日の便で帰るので空港まで送って、採集用具を借り受ける。

んで、ひとまずとある牧場を目指す。アオタテハモドキが採りたいのです。

シマアカモズ
1箇所めは空振り。シマアカモズが近くで撮れたくらい。


途中にある何の変哲もない観光地みたいなとこで囃氏がぱらなすぴあを採りやがってめちゃ笑った。いや一応吹き上げみたいにはなってるんですけどね?wここにいるなら市街を除く島内全域にいてもおかしくはない(ワライ

イワサキクサゼミ
イワサキクサゼミ
途中サトウキビ畑に寄っていくつか摘んだ。これも森にばかり篭っているとなかなか採れない。



んで、目的のポイントに到着。
なかなか気持ちの良い光景だ。

アオタテハモドキ
アオタテハモドキは何頭か飛んではいたもののボロばかり。しかも飛び方が不規則でネットインしにくいのなんの...


アオタテハモドキ
やっっと完品を見つけたと思って喜んで写真を撮っていたらすぐに逃げられて戻ってこなかった。さらに写真もピント合ってなかった。つらい....


タイワンツチイナゴ
タイワンツチイナゴも何頭か見られた。日本最大のバッタでめちゃ迫力ある。
脚のトゲも強力で刺さると割と痛かった。

ハラナガスズバチ
ハラナガスズバチ
はちゃめちゃかっこいい。たむらまろ君が採ってて「スズバチがメガ進化したみたい」って評してたけどまさにそんな感じ。
八重山のハチがいちいちかっこいいからハチに目覚めそうw

このころから雨が降り出してアオタテハモドキも飛ばなくなったので転戦してカミキリを狙う。


囃氏はビーティングネットでイシガキウスアヤを次々と落としていくが、僕の方は折りたたみ傘でショッボいカミキリしか落ちてこない...
雨の中一時間以上叩いたがウスアヤすら1頭も採れず、完全に諦めモードになって葉のついた枯れ枝と枯れたススキが絡まったようなとこを叩くと、

ススキサビカミキリ
ススキサビカミキリ
採れちゃった♡

一方の囃氏は大量のウスアヤを落としていたがススキサビは落としてなかったのでちょっと笑顔になった。


夜はムネウス林道でナイター。発電機諸々も発送してしまっているので囃氏のライトに寄生させてもらいます。


囃氏のセット。車のバッテリーから電源を取るスタイル。参考になります。


コンオビヒゲナガ
コンオビヒゲナガ♂

マダラチズモンアオシャク八重山亜種
マダラチズモンアオシャク八重山亜種

ハグルマノメイガ
ハグルマノメイガ
ド完品で美しい。
こっちに来たころはボロい個体ばかりだったが新成虫が羽化し始めた模様。まー二週間も滞在してればそうなりますわな(ワラ


まーあんまパッとしなかったので適当なとこで切り上げてマ○クスバリュの駐車場で寝ました。

サキシマハブ
街に戻る途中の路上にいたサキシマハブ。ここまででかくなるとちょっと怖いね。



4月5日


特に行くアテもないので無名な某林道に入ってみる。



入ってすぐいたのはクジャク()
デカいしいきなり目の前に現れると結構ビビるw


ここもヤンバルアワブキがまとまって生えているので掬っていくがイワサキキンスジしか入らず。
「やっぱムネウス林道じゃないとダメかー」とか思ってたら囃氏が短い竿で掬って採りやがった。
こっちは7mの竿でヒーヒー言いながら掬ってるんですけどー!??

タイワンベニボタル
タイワンベニボタル
デカくて赤い甲虫が飛んできたので一瞬クスベニかと思ったらこれだった。
日本最大のベニボタルで珍品らしい。

午後は懲りずにムネウス林道へ。
このときのことはあんまり覚えてないのですが、アナバネヒゲナガカミキリやミナミトンボが採れてたみたいです(ワラ

アナバネヒゲナガカミキリ
アナバネヒゲナガカミキリ

ミナミトンボ
ミナミトンボ

夕方は、登山靴も発送してしまっていたのでクロックスで登山道を登ってヤンバルアワブキを掬うが、ムネウスの追加は採れず。

ヤエヤママルヤスデ
ヤエヤママルヤスデ
暗くなるとシイの樹幹にどこからともなく現れた。
フェイクっぽさが何とも言えずかっこいい。


今夜もムネウス林道で点灯するがなにもこない( ^ω^)・・・


あまりに何も来なくて囃氏もその場でご就寝(ワライ

暇なのでバナトラを見に行ってみると・・・




あああああああああの影は!!!!!!

取り乱しつつシャッターを切ったらピンボケだったので、お...落ち着いてもう一枚......












逃げられました



虫屋が陥る「珍品を見つけて撮るか採るか迷って撮るを選択したら逃げられたうえに写真もピンボケだった」とかいう最悪のパターンになってしまって死にたい以外の感情を失った。


一時間半ほどして再び見に行くと戻ってきていたので、今度は迷わず“““採る”””を選択!

サビモンルリオビクチバ
サビモンルリオビクチバ
ウェーーイwwwwwwwwwwww
これで今回の遠征で狙っていた蛾はすべて落とすことができた(やったぜ)。

宿に戻るころには朝も近くなってしまっていたが祝杯をあげて寝た。


4月6日

“““延長戦”””もついに最終日。

どこに行ったものか迷ったが、31日にイシガキリンゴやらを採ったポイントへ。もう少し追加がほしいところ。

ヤエヤマミツギリゾウムシ
まず採れたのはヤエヤマミツギリゾウ。囃氏は採ったことがないらしく羨ましがっていた。いいだろw

イシガキリンゴカミキリ
イシガキリンゴも何頭か追加できた。Obereaの中でも一番好きかもしれない。


カンムリワシ
上空ではカンムリワシが舞っていた。

午後は愚直にムネウス林道。まずはFITの回収。

スジホソハナムグリ
スジホソハナムグリ
いいもん入ってんじゃんwwwww
アリ依存らしいが詳細不明らしい。
アカマダラセンチも追加が入ってたし、ぼくもしかしたらFITの才能あるのかもしれない(ワラ

んで、今日もクロックスで登山道を登っていく。


霧が出て幻想的な雰囲気。


オオツヤエンマコガネ
薄暮の登山道を飛んでいる甲虫がいたのでネットインするとオオツヤエンマコガネ。
エンマコガネにしてはかなりデカいしツヤツヤしててなかなか良い虫。


ムネモンウスアオカミキリ
そんでもって、暗くなってからも掬い続けた結果ムネウスも追加できた。
ペアが揃ったしこれでもうムネウスに未練はないですね。
mzkに借りていた枠がぶっ壊れるというアクシデントはあったけど()

イワサキキンスジカミキリ
イワサキキンスジのほうは大漁。
去年1頭も見なかったのがウソみたいだ...


ムネウス林道でラストナイター。

ハグルマヨトウ
ハグルマヨトウ
囃氏のライトなので囃氏にゆずった。


イシガキキマダラミヤマカミキリ
イシガキキマダラミヤマカミキリも飛来した。囃氏ライト3晩のなかでは一番飛来は好調だった。


そして翌日。

さすがに二度も乗り遅れるわけにはいかないので手早く荷造りを済ませてシャワーだけ浴びて空港へ。
しかしそれでも割と時間ギリギリになったので送る荷物を囃氏に託したが、搭乗20分前までに手続き済ませば大丈夫だった(30分前だと思っていた)うえに飛行機も10分遅延していた(囃氏ごめんね)。

そういうわけでその後は何事もなく鳥取まで戻ることができたのでしたとさ(おしまい)



飛行機に乗り遅れたおかげで二週間とかいうかつてない長期遠征になったわけですが、蛾ではイナズマヒゲナガを筆頭に狙っていたものは全て採れて言うことなしって感じでした。一方カミキリはトラニウスやススキサビみたいな難物は落とせたもののクスベニには二度も逃げられ今年も三珍のコンプは果たせず。また来春も来なきゃなぁ...()
| comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Entry Navi: << ノメイガの軟化展翅法 八重山遠征記2015春 中編 >>
Comment








Trackback

Calendar

  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< May 2018 >>

Entry

Category

Comment

Archives

Feed

Twitter

counter

アクセスカウンター
みんなのブログポータル JUGEM

Search

Recommend Gallery